平成26年度 長崎県教育センター 調査研究
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高等学校における特別支援教育ガイドブック(実践研究編)の作成と活用

目 的

  小・中学校においては、特別支援学級や通級指導教室が必要に応じて設置され、個々のニーズに応じた支援が受けられる体制が整っていますが、高等学校においては、特別な教育的支援が必要な生徒を含め、全ての生徒が同じ学級の中で教育を受けている現状から、高等学校における特別支援教育の充実が大きな課題となっていました。
 そこで、平成23年10月に県教育委員会が策定した「長崎県特別支援教育推進基本計画」の中で、
高等学校における特別支援教育の充実について、「発達障害を含む特別な教育的支援を必要とする生徒に対応するために、実践的研究等を通して一人一人の教育的ニーズに応じた指導・支援の充実を図ること」とし、平成24年度からの3年間、県立高等学校3校で実践研究に取り組んできました。そして、3校の実践の成果を全ての高等学校に浸透させ、各学校において特別支援教育に組織的に取り組んでいただくことを目的として本ガイドブック(実践研究編)を作成しました。


主な取組
内容
「学習指導」「生徒指導」「進路指導」に「実態把握」を加えた4つの観点で研究成果を整理したガイドブック(実践研究編)の作成
方法
研究協力校3校の実践研究の成果をもとに県として普及させたい内容(分かりやすい授業づくり、学習環境、支持的風土の醸成、適切な進路選択)を整理した。
実践例の構築案(「テーマ」「目的」「内容」「成果・効果」「校内で普及させるための工夫」)を作成した。
研究協力校3校に共通した教師用アンケートと生徒用アンケートの結果を分析し、
ガイドブックに反映させた。
成果物
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高等学校における特別支援教育ガイドブック~実践研究編~
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 本冊子 
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